Jan 21, 2014

コイル製作

6mのフィールドお遊び用の真空管リニア、いよいよ佳境に入ってきたが、直流電源と高周波回路をアイソレーションするRFC(RFチョークコイル)でつまずいてしまった。昔、真空管回路に用いられていたRFCや終段のタンク回路のコイルに用いられていたエアダックスコイルなんか今じゃどこ探しても見当たりません。50MHzで使うとなると、それほど大きなインダクタンスは要らないんだけれど、周波数特性が問題になってきます・・・昔のRFCはHF帯でしか使えないものが多かったと思います。そこで、これらのコイルを自作してみました。
I have made inductors for 6m QRP vacuum tube linear amplifier...such as a Radio Frequency Choke, an inductor for a final stage tank circuit, and etc. Parts for vacuum tube circuits, espessially RF power amplifiers are very rare nowadays.


左上:RFCで設計値100uH(FT-50-61コア材に0.32φウレメット線38T)
右上:終段タンクコイル設計値3.4uH(T50-10コア材に0.32φウレメット線33T)
真中:段間浮遊容量キャンセル用のコイル設計値0.76uH(20x25空芯0.6φウレメット線8T)
左下:10mHRFC?(数十年前秋葉原で購入)
右下:VHF帯RFC?(数十年前秋葉原で購入)
ま~、コアロスがばかにならないと思いますが、小型化優先ということで・・・
出来栄え確認のため、インダクタンスを実測してみました。
I have made actual measurements of inductors to check their performance.


設計値100uHのRFCが実測110uHですから、ま~ま~ですね。


設計値3.4uHのタンクコイルが実測3.8uHでこちらも誤差+10%でまずまずです。


設計値0.76uHの段間容量補正コイルが実測0.79uHでこれもまずまずです。


これは、0.2uHでちょっと使えないですかね?


市販の10mHはきちっとやっぱり10mHですね!
ということで、上の三つを取り付けてみようと思っています。
時間があれば周特も測っておきたいが・・・測定が出来たら、追加でアップします。
I would like to measure frequency response if possible.






No comments:

Post a Comment