秋月電子通商で販売されているUSBシリアル変換ケーブルをWindows11で使う方法について纏めてみました。現在販売されているものはWindows11非対応と明示されています。
これに使われているPL2303TAというチップがWindows11ではサポートされていないためのようです。PCのUSB端子にケーブルを差し込むと自動的にWindows11用のドライバがダウンロードされるのですがPL2303TAでは使えないという事ですね(他のPL2303**では使える)。ならば、PL2303TAがサポートされているWindows10用のドライバに差し替えてみればという事です。それで、現在Windows10用ドライバの最終バージョンはVer.3.8.36.2とのことなのでこれをメーカーのProlificのウェブサイトにアクセスしダウンロードします。
ダウンロードされたファイルはZIPファイルなので展開しておきます。続いてドライバの更新を行います。デバイスマネジャに表示されているPL2303TAを右クリックしてドライバの更新を選択します。PC画面上に表示される指示に従って進み、利用可能なドライバが表示されたらそれを選択します。
ディスク使用をクリックしますが、実際はディスクではなくダウンロードして展開したフォルダです。ser2pl.infが表示されたら開くをクリックします。
Prolific USB-to-Serial Comm Portが表示されたら次へをクリックします。
ドライバが正常に更新されましたと出れば閉じるをクリックします。
デバイスマネジャ上で次のようになっていれば完了です。
USB端子が複数個ある場合は、すべての端子についてこの作業を行う必要があります。何もこんなのを使わなくったって、Windows11対応のUSBシリアル変換ケーブルを使えばよいのですが・・・こういうトラブルって古いドライバを使えば何とかなるという事ですね・・・他にもこのような事例一杯あります(笑)。








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