Jul 17, 2023

電気通信大学ホームカミングデー

東京都調布市の電気通信大学のホームカミングデ―に昭和44年応用電子工学科入学の同期の友人と行ってきました。当日はオープンキャンパスも開催されていてかなりの人で賑わっていました。本当は学食でランチしようと思っていたのですが待たされるのも嫌なのでキャンパス内(国道20号沿い)にあるセブンイレブンのイートインでランチしました・・・普通の人も普通に入れます(笑)、、あの半田ごてやテスター、電子部品を売っているセブンイレブンです。


電気通信大学正門前で記念撮影・・・


今回のメインイベント・・・UECコミュニケーションミュージアム訪問


半世紀以上前に受講していた通信演習(モールス通信の実習)をそっくり復元した教室で模擬試験を受けてみました。縦振れ電鍵で1通(第一級無線通信士・・・現第一級総合無線通信士)のスピード?でモールス符号の送信に挑戦(笑)・・・


結果は御覧のとおりで品位が不合格ですな(笑)・・・短点と長点の長さの比が1:3になっとらんがな(笑)これ今考えると無茶難しいですね・・・まーわたしゃ1アマ以上は必要ないですけど。


ミュージアムに数ある展示物のうち今回私が確認したかったのはこれ・・・

(注)撮影許可をもらって撮影しましたが個人利用のほかは使用しないでくださいとのことだったのでモザイクを掛けております

約40年前にJAXA殿、NHK技研殿と共同で開発に携わった放送衛星搭載用12GHz120W進行波管電力増幅器です。この当時の世界最先端の人工衛星搭載用の高出力送信機です。これが宇宙に打ちあがる前は世界中のどのメーカーも安定した実用衛星放送に成功していませんでした・・・その成功を祝してイギリス・ロンドンの大英博物館にも展示されておりました(現在は倉庫に入れられていると思います)。この開発にたづさわったJAXA殿、NHK殿、NECの関係者の方々にもぜひUECコミュニケーションミュージアムに足を運んでもらいたくて投稿いたしました。
(参考)
大学の理系の一般教養の教科書として使われている「電子情報通信技術史」(コロナ社)の5.2章・・・衛星放送の実用化・安定化への道 に開発の経緯が詳しく書かれております。






 

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