今日、オープンキャンパスが行われている電気通信大学に行ってきました・・・私は、別にオープンキャンパスに参加するのが目的ではないのです・・・UECコミュニケーションミュージアムで行われているあるイベントに参加するのが目的だったのです。
Lunch at a cafeteria...
ま~、その前に腹ごしらえ・・・学食(生協食堂)に行って、おすすめのヒレカツカレー・・・
学生さん用のメニューで安くて美味しいです。
An event hall for 8N1UEC in UEC museum of communications...
それで、UECコミュニケーションミュージアムに戻って、2階のイベント会場へ・・・
うひょ~すごい人・・・電通大に興味のある人は、結構アマチュア無線に興味があるんですね???
私も運用させてもらって、持参したハンディー機で交信もしてもらいました。
8N1UECの交信証(QSL card)
I made a study tour of the museum...
これだけでは、電通大に来た甲斐がないので、UECコミュニケーションミュージアムの展示物を見学させてもらいました。で、その中でも第6展示室には、膨大な数の真空管が展示されているのですが、職業柄・・・すでにリタイヤーしてるんだけど・・・大電力の球に目が行ってしまいます・・・
An exhibition room of vacuum tubes...
A tetrode for broadcasting, 9F45 by Toshiba...
(注)T社9F45送信用4極管
我が国初の500KW級ラジオ放送機用送信菅
1970年当時の最新の技術を用いてNHKと共同で開発された
A travelling wave tube for satellites, LD4600A by NEC...
それで、ぶらぶら見ていると、、、見たことのあるマイクロ波菅があるではないですか・・・
それで、ぶらぶら見ていると、、、見たことのあるマイクロ波菅があるではないですか・・・
The world's first space transmitter which performed practical satellite broadcast...
この真空管(正確にはマイクロ波で使われる進行波管)は、N社がNHKと共同で開発した、1980年代当時の世界最先端の宇宙用大電力送信機用の真空管で、その下に鎮座しているのは私が開発設計した進行波管電力増幅器として動作させるための高圧電源です。これは、予備として地上に保管されていたもので、実際に宇宙から世界初の実用衛星放送を行った送信機と同じものです。
この真空管(正確にはマイクロ波で使われる進行波管)は、N社がNHKと共同で開発した、1980年代当時の世界最先端の宇宙用大電力送信機用の真空管で、その下に鎮座しているのは私が開発設計した進行波管電力増幅器として動作させるための高圧電源です。これは、予備として地上に保管されていたもので、実際に宇宙から世界初の実用衛星放送を行った送信機と同じものです。
(注1)これと同じものが、イギリス、ロンドンの科学博物館(大英博物館のグループ)にも保管されています・・・かつては展示されていた・・・
(注2)実用の定義の仕方によって、世界初とされている放送衛星は2つある。
ひとつは放送衛星2号(BS2)で進行波管が仏製で高圧電源は米国製です。
もうひとつは放送衛星3号(BS3)で進行波管も高圧電源もN社製です。
安定して地上のTV放送とほぼ同じサービスを実現したのはBS3です。
I will be there to see high power vacuum tubes, if I have a chance.
(注2)実用の定義の仕方によって、世界初とされている放送衛星は2つある。
ひとつは放送衛星2号(BS2)で進行波管が仏製で高圧電源は米国製です。
もうひとつは放送衛星3号(BS3)で進行波管も高圧電源もN社製です。
安定して地上のTV放送とほぼ同じサービスを実現したのはBS3です。
I will be there to see high power vacuum tubes, if I have a chance.
ま~これは汗水たらした自分の分身みたいなものだから、これからも、UECコミュニケーションミュージアムを機会があるごとに訪れてみたいと思います。
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